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 2014年3月。カンボジアへのスタディツアーを通して、私は様々な光景を目の当たりにし、衝撃を受けました。道路に散在するゴミ、衛生管理がいきとどいているとはいえない市場、ゴミの廃棄場でお金になるゴミを拾って生活する人々、両親を亡くして孤児院で生活する子供たちの現状など。国が発展するために解決すべき問題がそこには多く残されているのが現状でした。

 

 その一方で、日本よりも誇れる素晴らしいものもまた、カンボジアにはあることに気付きました。カンボジア人の気質です。明るく、何よりも友達、家族を大切に思う温かい心です。誰とでもすぐに打ち解け、ジョークを交えて会話を楽しむ様子。食べ物、飲み物をもらえば仲間とシェアしようとする優しい心遣い。人と目が合うと自然にこぼれるその笑顔は、先進国となった私たち日本人が、その発展と引き換えにどこかに置き忘れた大切な何かを思い起こさせてくれるのです。そこである一つのアイデアを思いつきました。

 

両国の学生が、友達として結ばれたその強固な絆を糧として、世界のあらゆる問題解決の第一歩となる活動に挑戦してみてはどうかというものです。

キーワードは国境をこえた仲間と行う「挑戦」です。

 

これが

学生団体CHAD~カンボジアには夢がある~

設立のきっかけです。

 

 

 「挑戦」をその活動理念に置くことによって、その活動意義は国の問題解決への多角的支援のみに留まりません。学生一人ひとりが主体的に行動し、挑戦することによって、自己成長の場を創出していきます。将来社会に出て、世界のフロントに立って活躍するために必要な知見、経験をこの国際交流という場をもって培っていくのです。

 

世界の問題解決のため、あらゆるプロジェクトに挑戦しよう。

昨日より成長した今日の自分を肌で感じよう。

 

 

 さあ、世界は私たちの挑戦を待っています!

​FOUNDER'S GREETING

学生団体CHAD創設者 

 同志社大学経済学部

長谷川 貴大

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